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中国・グラフェンを産業化に応用

  グラフェンの発展と応用は「グラフェン+α」という時代に入ったと考えられる。
  先日、済南聖泉集団株式有限会社(以下は聖泉集団という)が主催した「グラフェン+健康」という機能性紡織品のイノベーションフォーラムで、中国紡織工業協会副会長、中国化学繊維工業協会会長の端小平氏は「グラフェン市場は将来性が高く、「グラフェン+健康」という機能性紡織品産業が発展し、異業種間の融和及び産業のグレードアップが実現しつつある」と語ったとはいえ、「グラフェン+健康」という産業発展では、様々な技術的な課題が存在する。例えば、単原子層グラフェンの生産や、グラフェンと機能性繊維を複合し量産化する生産技術などである。
  聖泉集団はバイオベースグラフェン材料の生産ラインで年間200トンの生産能力を、グラフェン機能のポリマーマスターバッチの生産ラインで2000トン/年の生産を実現し、またグラフェン機能性紡織品の成型加工技術システムを確立した。聖泉集団理事長の唐一林氏によると、2014年に聖泉集団は黒竜江大学と技術提携をし、「原子団リガンド炭素法」というプロセスを導入し、全世界で初の植物トウモロコシや藁由来のセルロースを利用したバイオベースのグラフェン材料を生産した。これによってバイオベースのグラフェン材料が多種類の繊維に応用、複合、且つ均一に散布され、バイオベースのグラフェン材料の研究成果の実用化、及びグラフェン繊維製品の商業化を実現した。


CMIは鑫椤資訊により整理、和訳
2017/7/3


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