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中国・天然黒鉛の輸入関税を撤廃

  2016年12月に中国国務院は、2017年7月1日付で天然黒鉛の輸入関税の撤廃を、許認可した。
  国務院が批准した「2017年関税調整方案」には、2017年7月1日から輸入商品に対する暫定税率の対象を805項目に引下げ、この中には、天然黒鉛の輸出税を撤廃することが含まれている。
  2016年、国内経済は「新常態」(ニューノーマル) に入り、またグローバル的なデフレ情勢の中、上流分野の粒状原材料と同様に多くの産業は経済環境の悪化で冷え込んでいる。然し、黒鉛のように発展が良性的に進められている業界もある。
  2000年から2015年までの黒鉛の累計生産量は2,168万tであり、この中には結晶黒鉛が795万tを含む。2015年、黒鉛の生産量は86万t(うち、結晶黒鉛は66万t)で世界総生産量の67.7%を占める。また、黒鉛輸出は累計661万tとなり、輸出量の年平均は41.3万tで、生産量の30.5%を占める。
  2016年、中国の黒鉛産業は伸びがよく、黒竜江省奥豊鉱業投資有限会社、宝泰新材料株式有限会社、七台河市東潤鉱業投資有限会社、及び四川省南江鉱業集団有限会社などは相次いで黒鉛加工生産ラインを導入した。国や地方政府は黒鉛業界の発展を大いに支持し、関連する企画、政策を発表した。また黒竜江省、内モンゴル自治区、湖南省などに黒鉛産業工業団地を整備し、地元の企業は資源の優位性を利用して黒鉛、及びハイグレードな産業発展を奨励する。
  2017年、黒鉛の輸出税撤廃は中国の高品質の黒鉛生産企業にとって心強いこととなる。中国では環境対策をより強化し、また鉱物資源の高効率、かつ合理的な利用を要求するため、小規模な企業が生産停止となり、市場のポテンシャルが大きくなるだろう。また輸出の規制緩和によって製品に自信をもっている企業にとって良いチャンスとなる。
いま、中国の黒鉛産業は良品育成、悪品淘汰の時代に突入しており、確実な環境対策をとり、ユーザーに製品の品質を評価される企業はより強く、より大きく発展していけると考えられる。
  因みに、国務院関税税則委員会の2017年関税調整方案通知にある「輸出商品税率表」によると、石炭、褐炭から、あるいは泥炭が蒸留して得られたコールタールと鉱物コールタールは、脱水であるかに関わらず部分的蒸留、再加工タール(アントラセン油≥50%、及びピッチ≥40%のカーボンブラックオイルを除く)を含め、2017年の暫定税率は15%課せられる。


(インターネット情報により編集)


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